2011/02/09

Google Maps API v3 でカスタムマップを作成

暫く前に、「googlemapでドラクエ」ということで、ドラゴンクエストの世界地図を Google Maps で表示するサイトが話題になりました。
当時、コレを見て感動したのを覚えています。

今では Google Maps API も v3 となり、v2 は正式に廃止され、アップデートすることが推奨されています。

ということなので、カスタムマップの作成を v3 でやってみます。

大きい画像の用意

まずは、拡大時に耐えるような大きな画像を用意します。

1900年に作成された日本の世界地図 から拝借しました。

タイル(tile)を作成

Google Maps は、それぞれのズームレベルに合わせて 縦横 256px の画像(タイル)を地球全面に覆う仕組みになっています。
例えば、ズームレベル 1 では、256x256 px の画像を縦横 2枚、計 4枚のタイルにより構成されます。
ズームレベル 2 では、縦横それぞれ 2 倍の、計 16枚のタイルで構成されます。

GMIC - The GMap Image Cutter

というわけで、多数のタイルが必要になるのですが、自力でカットしていくのははっきり言って無理があります。

そこで GMIC というとても便利なツールの登場です。

このツールを使えば、用意した画像を Google Maps に合わせたタイルにカットしてくれます。しかも、解像度から最大ズームレベルまで判断してくれます。

使用方法も簡単で、ダウンロードした zip を解凍し、GMapImageCutter.batを実行(Windows の場合。その他は .sh)して起動させます。

起動したら、File を Open して、 Create するだけ!簡単です。動作も高速であっという間に作業が完了します。

出力ファイルには、タイル画像だけではなく、作成したタイルを表示するためのサンプル HTML も出力されます。
大きな画像を Google Maps 的に見たい!というなら、これだけで OK ですね。

V3

GMIC より出力された HTML は、残念ながら今現在は v2 の Google Maps API を使用しています。

そこでやっと本題の、カスタムマップを v3 で書き換えてみます。

ポイントは、ImageMapType というクラスを使うことで、一から MapType インターフェースを実装する手間を省いています。

サンプルは下記リンクから!

Google Maps API v3 カスタムマップサンプル

 

参考:

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