2010/09/29

[GDD2010JP]Google Developer Day 2010 に行ってきた

今年も恒例の、Google Developer Day に参加してきました。

今年は東京会場に 1,000 人の参加があったらしく、すごい人数でした。

発表している技術の内容は主に、 HTML5, Android, AppEngine で、気づけば去年とあまり変わっていません。 しかし、その内容は確実に変化していて、HTML5 は主要モダンブラウザではすべてサポートされ、 Android 端末もぞくぞく登場しています。AppEngine でのアプリケーションも、ものすごい勢いで増加しています。

Apps も Marketplace が整備され、ビジネスの土台が整いました。Chrome も、 Extension や WebApps が登場し、ますますクラウドが加速しています。

まさに、次のフェーズに突入したと感じるものでした。

Web は HTML5 / CSS3 に置き換わり、Android, iPhone などのスマートフォンが主力になる。PC はより専門的なツールになり、一般には Android タブレットや iPad になっていくのだと感じます。

今回の GDD での、HTML5, Android, AppEngine, Chrome そして Apps 、これらは全てつながっており、そしてその土台となるものは既に整っているのだと、強く認識しました。

また、これらの技術はほとんどがオープンソースプロジェクトとして存在しています。そこに、 Google の強さを感じます。

自分としては HTML5 以外はほとんど、なんらかの開発経験がありますが、気がつけば blogger のテンプレートも HTML5 になっていたりと、早急に HTML5 にも注力していかなければならないです。

それと、ソーシャルウェブの話で 伊藤直也 さんが言っていた、「単なる繋がりの仕組みではなく、その深さもコンピューティングする」「繋がりのリニューアル」といったより実際の人間関係に近い仕組みが次のフェーズ。という話は印象的でした。

気がつけば、初開催より参加し今回で 4度目になる GDD ですが、毎度のことながら非常に刺激的なものでした。
モチベーションをひどく向上させてくれます。

時間と共に次第に薄れていくモチベーションが、こうやって定期的に向上できるのはとてもありがたいこと。

素晴らしいイベントを開催してくださった Google スタッフさん、ボランティアの方々ありがとうございました!