しばらく前に、Google Chart API が公開されたのですが、後れ馳せながら使ってみました。
Google Chart APIは、Google Static Maps APIと同じようにグラフを画像(PNGフォーマット)で返してくれるAPIです。(Google Chart APIが先ですが・・)
http://chart.apis.google.com/chart?cht=p3&chd=s:hW&chs=400x200&chl=Hello|World
Google Chart API のURLは、次の形式になっていて、parameters部分は以下のようになっています。※グラフの種類によって違ってきます。
http://chart.apis.google.com/chart?parameters
- chs
- グラフのサイズ
- e.g. 400x250
- ※最大値は1000x1000
- chd
- グラフのデータ
- e.g. s:helloWorld
- ※データをエンコードした文字列を設定します
- cht
- グラフの種類
- e.g. lc
- chxt
- 軸ラベルの表示
- e.g. x,y
- chxl
- 軸ラベル
- e.g. 0:|Mar|Apr|May|June|July|1:||50+Kb
上記の例だと、このようなグラフになります。
http://chart.apis.google.com/chart?chs=400x250&chd=s:helloWorld&cht=lc&chxt=x,y&chxl=0:|Mar|Apr|May|June|July|1:||50+Kb
表示できるグラフの種類は、円・棒・折れ線グラフはもちろん、面グラフや散布図といったものまで表示でき、大概のグラフは表示できそうです。
これまでグラフを貼り付けるのに、Excelで作成したものを貼り付けたり、Flashでやっていたものが、簡単に貼り付けられるようになったのは素晴らしいと思います。ただ、今のところ(2008/02/29現在)、ラベルに日本語はうまく表示できないようなのがちょっと残念。
なお、利用にあたっては、ユーザあたり50,000リクエスト/日(query limit of 50,000 queries per user per day)という制限があります。